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2010年3月 7日 (日)

チェルフィッチュ、矢内原美邦、初体験

岡田利規主宰の劇団、『チェルフィッチュ』。

かれこれ、2年くらい前に、友人より若者に支持されているチェルフィッチュという劇団があることを知った。
チェルフィッチュ・・・・
その時、すでに岡田さんは岸田戯曲賞もも受賞していたし、まあ、私のアンテナ不足だったんですが・・coldsweats01
仕事を通してお会いする機会が何度かあり、他者の言葉もきちんと受け止めているような印象が・・。
とても頭の良い方で、(時に良すぎて・・・)この方の頭の中からどんな作品ができてくるのか、興味を持っていた。

劇団公演とは、なかなか縁がなく、外部作品で演出を担当された、『友達』『タトゥー』を先に観ることに・・・
いずれも、賛否は分かれる作品のようだったけど、いずれも私は楽しめ、特に新国立劇場での公演『タトゥー』は、大のお気に入り作品。昨年観た作品のベスト3うちの1本。shine

それでは、ホームグランドではいかなる作品が・・・。
ずっと楽しみにしていた。・・・・が、そこが間抜けな私。
チケット発売日も、公演日程も、遅れて知ることに・・・・.
お願い出来るツテもなく、どうしたものかと、問い合わせたら、横浜美術館での公演なら、まだチケットがあるとのこ。でも、土日だと、矢内原美邦のダンス公演とのダブルチケットのみとのこと・・。
コンテポラリーダンスは、もともと好きなので、ここは思い切って、ダブルヘッダーといくことに!!
観ようと思ったものをみないと、あとあと凄ーく後悔した経験が何度かあるからねー。confident

そして、昨日、会場のある横浜まで・・.。
まずは、矢内原美邦『あーなったらこうならない』
赤レンガ倉庫のホールにて。
初めて行きました、赤レンガ倉庫。とてもオシャレな・・・ところで、ほんとに素敵なところで、rain雨なんか降っていなければ散歩がてらに休日の横浜。ついでに公演も見ました、みたいな優雅な気分になれたのにねー。
P1020973
外観はこんな感じ。ちなみに、この建物はショップが入っている方ですが。

P1020975_2
ホールの建物の中はこんな感じ。ギャラリースペースもあって、一日中いたくなる空間。

公演は、1時間ぐらい。いくつかのテレビモニターに文字や絵が流れたり・・・。
踊りの公演というよりは、パフォーマンス色が強かったかな。
やりたいこと、いわんとすることは、分かりやすい公演だった気がする。
欲をいえば、やりたいことをまとめあげることに、エネルギーのベクトルが向いていたような・・・。
肉体や、踊りから、もっともっとがむしゃらなエネルギーが感じたかったのが正直な感想。

しかし、終了後、ロビーに公演の最中にモニターに流れた言葉が、ポストカードのようなもので、ご自由にお持ちくださいとありました。
観ながら、自分の心に残った言葉のカードを手に取り、そして他の言葉のカードも手に取り、観ていると、今観た公演がのじわじわと自分の心に広がってくる感じ。

そんな感じ方も含めて、面白い経験でした。

P1020977_2

ポスターです。


P1020985_5
カードを並べてみると・・こんな感じ。

そして、その後は、場所を横浜美術館レクチャーホールにかえて、本日本題のチェルフィッチュ公演。
赤レンガ倉庫から、雨も小降りになったので、テクテク歩いて向かいます。
ザ・横浜の風景。すっかり観光客気分。ちなみに、私、神奈川県人のはず・・・・。
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やっと、到着。
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チェルフィッチュ『わたしたちは無傷な別人であるのか?』

2009年8月29〜30日の物語。というかある日常の出来事。
そう、衆議院総選挙投票日の前日と当日。選挙が持つ意味とか、そんなことがテーマではなく、その日にある日常。
俳優が、何かを演じるという感覚とはちょっと違う。
ゆるーい肉体がそこにあり、肉体と演じている言葉の関係性は・・・・。
素舞台で、ほとんど地明り。
なんだか、芝居を見ているのとは違う、変な感覚。
ただ、そこで不思議なのは、肉体を言葉を説明するために使わないと、ことばがより浮き上がり、届いてくる。
役者がうまいのか、下手なのか、きっとこの集団ではそんなこと関係ないんだろう。
岡田利規の世界に共感できるものが、その感覚を共有し、形になるんだろう。
観ている最中にわくわくする感覚はない。
だけど、観後感は、なんか不思議。
やりたいこと、伝えたいことはこんなこと・・・みたいなものがくっきり浮かびあがる。
これが、演劇??
そもそも演劇の定義ってなんなのか、そんなことも考えました。

大好き!!とはいかないが、この感覚を、また味わってみたい、そんな感じがしたかな。
終演後、岡田さんにロビーでお会いし、ちょこっとお話をして帰路につきました。

感激とか感動とか、そんな興奮した形での作品との出会いではなかったけど、じわじわと感じ入る、なかなかの1日でした。
ブルーな数日を過ごしていたけど、心が豊かになれた気分でした。happy01note

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