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2010年5月24日 (月)

勅使川原三郎 「オブセッション」

久しぶりの勅使川原三郎のダンス。

勅使川原三郎の公演を初めて見たのは、かれこれ17年も前。
存在を知って、是非と・・・思ってから何年か時間が過ぎて・・
ようやく見た公演で、完全にノックアウトされた。lovely
(いろんなものにノックアウトされ続けてる・・・かなcoldsweats01
青山のスパイラルホール。
あんなに小さな空間で、身近に見れたのは、あの後ないなー。
もの凄いパワーと、彼の世界観に言葉にならない衝撃をうけ、席から立つことが出来なかったのを、
今も昨日のこと様に覚えている。

それから、見続けて・・・もちろん全部は見れてないけど・・・。

私個人としては、 彼の肉体から発する肉体言語は、彼にしか形に出来ない。
彼のもの以外にはなり得ない気がする。
振付・美術・照明・衣装・構成とマルチに作り上げる彼の世界は、彼の独自の世界だから・・
(もちろん、彼がKARASという集団にこだわるのもわかるのだが)

だから、正直、私は彼のソロ作品が好きだ。

今回は佐東利穂子とのデュオ。

作品は「オブセッション」・・・・・偏愛

P1030615

ある意味とても人間臭い作品だった。
感情をテーマにしているから、当然そういうものなのだろうが・・・
エロティックでもあり、サディスティックでもあり、なんとも暖かさにもつつまれ・・今までとは違った観後感。面白かった。

私が感じる勅使川原三郎のイメージは無機質な中から生まれてくる空気が強かった。
そこからは、確実に何かが変わっている。
ちょっと前から、そんな風に感じていた。
画家の作品が、変遷するように、彼の作品も年齢とともに
その時の感じ方ごとに変化を遂げているのだなーと思う。

ギラギラしたところから、円熟してきたということなのかな。
(ダンスを理解して見ているわけではないから、偉そうには言えないけど。
見る側が、自分の細胞の一つ一つで感じるような・・・そんなとこがコンテポラリーダンスを見る楽しみ)
17年かけて、ひとりのアーティストの作品をおいかけ、見続けていると
そんな見方が出来るのも面白い。

忙しい中見に行ってよかった。happy01


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