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2011年2月12日 (土)

素晴らしい作品・・「焼肉ドラゴン」

昨日、念願の「焼肉ドラゴン」を観てきました。happy01

初演時にも、絶対観ようsign01と決めていたのに、キャストで入る芝居ではないかなーと高をくくっていたら(もちろん私は千葉哲也ファンだけど)、幕をあけるや否や入手不可能な状態で、見れなかったcrying作品。
その作品が、その年の演劇シーンを席巻し、各賞を受賞。韓国公演も大盛況だったと知って本当に後悔しきれない悔しさを味わった。sad

今回も、前売り前に関係者にお願いしたところ、即答頂けないくらいの大盛況ぶり。

そして、いよいよ昨日、観て参りました。

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観劇前に上演時間を調べると、休憩はさんで3時間の長い作品。
体力いるのかなと、体調があまり思わしくない私は一抹の不安を抱えながらと劇場に向かいました。run

始まる前から、舞台上では俳優が登場し、芝居の世界を作り上げるところから始まる。
大阪万博の頃、昭和40年代の話。

最近では、韓流ブームで、大久保などのコリアンタウンは、実にオシャレなものに変わっているけど、
かつて、私の中にあったちょっと近寄りがたいコリアンタウンのイメージのもっと前の姿がそこにあった。

〈在日韓国人〉このかつて根深くあった差別のなかで、懸命に生きる人々。
どんなに真面目に生きていても、自分の力ではどうすることも出来ない差別や偏見という現実と向かい合う家族達。
そこには、悲壮感が描かれる訳ではなく、毎日を沢山の笑いの中で生きる姿。
それゆえに、そこにあるやりきれない悲しみが胸を打つ。

日韓合同公演ということで日本の俳優と韓国の俳優が実に素晴らしい作品を作り上げていた。
夫婦がかわす、韓国語のリズムが私には心地よく・・・でも、日本で生まれ育った子供達は、その言葉を理解出来ない。そのことがなんとも切ない。
そして、その状況を生かしたキャスティングが絶妙だった。shine

日本と韓国がここ数年で一気に近づき、時として忘れられてしまいがちな、物悲しさを胸にくっきり呼び起こされた物語だった。
(実際、韓国では在日韓国人の話は意外にもあまり知られていないらしい)

観劇後1日たってもその余韻と、衝撃がまだ胸に深くよぎり、冷静な感想を書くことがと出来ないけど、出会えてよかったと思える、私の人生の中で最高の演劇作品の1本となることは間違えない。

できることならもう一度、できることなら、今度は韓国で観てみたい!

鄭義信作品をそれほど多く観てはいないけど、義信さんにしか書けない作品だったんだろう。


そして・・・韓国語の会話に字幕がついていたけど、それを読まずに言葉を感じ、理解出来たことは本当によかった。confident


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