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2014年10月26日 (日)

韓国版「半神」

野田秀樹さんの「半神」が韓国キャストで上演されると聞いた時、とにかく観たい!と思った。

先にソウルの明洞芸術劇場で幕を開けてからの東京公演。
本日観て参りました。



てっきり字幕上演だと思い込んでいたら、入るなりイヤホンガイドを渡された。
これには面食らった。
さあ、どうしたものか...

20数年前、大学に入った当時、友人たちと観に行った作品。
野田さんのシュラ、山下容莉枝さんのマリア。
こんな話だったはず〜的な断片的な記憶はあるものの、そのあと未見につき...。
独特のことば遊びがあったりと、半神はそれでもわかりやすい本ではあるけれど、字幕なしで行けるかな...

イヤホンは一瞬試みたものの、やはり良くなくて、真剣に心の目でみることに(笑)

シャム双生児の話であったこと、心臓が一つなのでどちらかしか生きられないと、そんな話であったことはよく覚えていた。

観ながら、そうだったそうだったと思い出すこともあったり...

80年代?90年代?
演劇が元気だった頃、形にはまらないものがたくさんあった。

そんなころ絶大な支持を得ていた夢の遊民社。

そんな時代を彷彿させるエネルギーと作品の素晴らしさを実感できる公演だった。
韓国のオリジナルで、こうした型にはまらないオリジナル作品に出会ったことが、私はまだない。

たぶん役者さんたちも刺激的な創作作業だったのでは。
韓国の役者さんたちにそれほど熟知してないのでこの方々 、日本で言うどんな役者さんたちに当たるのかはわからないけど、本当にみなさん素晴らしかった。先生役のイ・ヒョンフン배우、体がよく動き野田作品にぴったりの役者さん。

最初は韓国語にだいぶ、置いていかれてたけど、耳がだんだん慣れて行き、半ば以降、すっかり没入でき号泣でした。

でもやはり何より「半神」と言う作品が素晴らしい。その言葉に尽きるな。

観に行って良かった。そして日本のマスコミに迎合したキャストでなくて良かったと心からおもいます。

31日まで。みんなに観て欲しい...

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